ウッドデッキの選び方

「耐久性」「価格」がウッドデッキ選びのポイントです。ウッドデッキの木材といってもたくさんの種類があり選択に悩んでしまいます。では、木材を選ぶにはどのようなポイントに気を付ければ良いのでしょうか?ここでは「耐久性」「価格」の視点から、ウッドデッキ材の選び方を考えてみたいと思います。


ウッドデッキ材として販売されている木材にはたくさんの種類があるのですが、ホームセンターで販売されているウッドデッキに使える木材は「SPF」や、まれに「レッドシダー」が売られているくらいで、選択肢がほとんどありません。当社では、ハードウッドやソフトウッドの様々な種類のウッドデッキ材を取り扱っていますので代表的な材質の特徴をご紹介します。


ウッドデッキ材の選び方

ウッドデッキ材は大きく分けてハードウッド(広葉樹)とソフトウッド(針葉樹)に分類
ハードウッド(広葉樹)は、ウリン、イペ、セランガンバツなどが代表的な樹種です。比重が重く、硬いため、耐久性が高く、塗装なしでも耐久年月が長いといわれています。


ソフトウッド(針葉樹)は、レッドシダー、レッドウッドなどが代表的な樹種です。柔らかく加工がしやすく、価格も安いのが特徴です。ただし、耐久性はハードウッドに比べて劣るので、防虫防腐塗料など対策が必要になってきます。

 


加工性、経済性に優れているウッドデッキ材
ソフトウッド(針葉樹)のウッドデッキ材は、比較的柔らかく軽量なので、加工性、経済性に優れておりDIY初心者のウッドデッキ制作にもおススメできる木材です。ソフトウッド(針葉樹)系は、釘打ちも簡単にでき、いろいろな接着剤も使用することができます。但し、耐久性はハードウッドよりも劣るので、防虫防腐塗料などの定期的なメンテナンスが必要になってきます。


レッドシダーは、日本では米杉(ベイスギ)と呼ばれている、カナダ産の木材です。DIYでのウッドデッキの制作には最もよく使われている木材で、実績も抜群で、安心して使えるウッドデッキ材です。ソフトウッド系の中でも耐久性に優れた樹種で、軽量で割れや狂いが少なく、防腐・防虫効果も高いので、条件が良ければ10年以上は持つと言われています。当社ではコストパフォーマンスに優れたウッドデッキ材としておすすめしています。

 


ハードウッド系は、堅く強く長持ちするウッドデッキ材
ハードウッド(広葉樹)のウッドデッキ材は、堅く、強く、長持ちする木材で、最低でも15年~30年以上もつと言われています。ソフトウッド系のウッドデッキ材に比べて値段が高いのがデメリットですが、耐久性が高く長持ちし、メンテナンスもそれほど必要ないので、長期的に見ればコストパフォーマンスに優れていると言えます。


セランガンバツはマレーシアに生息しているハードウッド材で公共事業などでも多く使用されている実績のあるウッドデッキ材です。セラガンバツは木の密度が高くて、硬くて耐久性も良く、防腐性にも優れています。ハードウッド系の中でも加工性の良い部類になります。


ウリンは世界最強との呼び声も高い、抜群の耐久性
インドネシア、マレーシアで生息している樹種で、鉄の木(アイアンウッド)とも呼ばれています。ウリンは、耐久性に非常に優れており、一生腐らない木とも言われています。防腐剤を使用しなくても屋外で使用できますので人体へ優しく、小さなお子様やぺっとがいる場合でも安心してご使用いただけます。水に対しての耐久性が非常に高く、湿度の高い日本の気候にも適しているので、長期的に見ればコストパフォーマンスに優れたウッドデッキ材です。

イペは言わずと知れた、ハードウッドデッキ材の王様
ウッドデッキ材として極めて優れた性能(耐久性・耐水性・耐塩性・安定性・木目の美しさ等)を持っている為、他とは一線を画す高価格ではありながら、多くのお客様から絶大な支持を集める、ハードウッドの最高峰です。イペ材は耐久・耐水・耐塩に優れたウッドデッキ材です。比重も重く、木肌は滑らかで高級感があります。節は無く、色は黄白色で、年月が経つと褐色に変色します。港湾、岸壁などでは良く使用される木材でもあるので、湘南エリアで潮風があたる立地などの住宅には特におすすめしています。
イペは横浜大桟橋、海ほたるをはじめ数々の実績をもつウッドデッキ材。